旧姓北村瑞穂さんの言葉「井一さんが要求仕様を書かなかったの!」

アマダのソフト工房でAP100のIOTAモデルからPLSモデルに入れ替えをしている時に、何でこんなにシステムが不明瞭なのと旧姓北村瑞穂さんに尋ねたら、「井一義人さんが要求仕様署を書かなかったからなの」と答えました。つまり、大元の要求が不明瞭な上で、システムとやらを分解して部分ごとに開発できるとした訳です。私はAP60の開発ドキュメントでいいから開示してくれるように頼んだのに、井一さんたちは協力会社のTISには開示していながら、私には開示しなかった。

 

因みに、ソフト工房7階から外れて、南館に席を置いてもらった時、住田徳蔵取締役から事情聴取を受けて、私が何でNewAP構想など始めたのかと住田さんに尋ねたら、「AP40やAP60の開発に携わった彼らがやりたいと願ったからだ」と言って、「アマダが自動プロを開発しているという噂が出るとCADMACが驚くぞ!CADMACを脅かしてやるんだ」とも言ってました。

私はその話を聞いて、何だIOTAモデルを変えなければ良かったと思った。

 

そして、不思議なことに住田さんは、「VIPROSのGコード(G666→G6666など)を3桁から4桁にしようという話があるんだがどう思う」と問われたので、そんな何桁も増やすのではなくて補助コード(Mコード)を拡張してプレスの情報をつけた方がいいんじゃないですかと言っておきました。加工のことを知らない私に何で問うのか不思議でした。

また、ソフト工房10階に戻った時に坂口聡さんが、「AP100では幾何形状の精度をどうしたのか」と問われたので0.001mmにしておいたと言ったら、「何でそうしたの」と問うので、 NC装置のGコードの座標の桁数が小数点以下3桁(=レーザー。NCTは2桁ですが)まであるのと板金加工の精度の程度からそうしたと答えたら、そうだったのかと不思議なことに感心してました。でも、もしこのAP100(PLSモデル)をインチ系のNC装置に持っていかれたらと内心青くなりました。

AP200に戻る時に、加工のことは尋ねないと言っていた住田さんにしろ坂口さんにしろ、嫌がらせとしか思えない尋問でした。