アムテック平田社長の言葉「AP200CADの開発に関わってはいけない!」

私が、PCLプロジェクトから離れて、アマダの南館の生産管理部隊に一時的に席を置いてもらった時、アマダの常務でアムテックの社長でもあった平田社長に呼び出されて、平田さんが「アマダの課長だった時は楽しかったけど、今は訳がわからないことに巻き込まれてちっとも面白くない」という発言があった時、同時に「住田君や坂口君に頼まれたのかもしれないが、AP200CADの開発には関わってはいけない!アレは売れない!」と仰っていました。そして、「住田君のように、アマダの事業部を回り、ソフト開発の仕事を取ってくる仕事をしてくれないか?」と頼んできた。

何故、そのような発言が出るのかはその時に分からなかったけど、アマダのソフト工房10階のアムテック本体に戻った後、AP200CADの出来の悪さに驚いたという現実がありました。AP200CADの開発から離れて2年近く経っていたから、随分と完成度が上がっていると思ったけど、なんだこれはという出来でした。ORIGAMIの真似をしたペーパーモデルも酷い出来だったし、DESIGNBASEへの改造依頼さえ完了していない状況だった。